アドイエロー

ハ行

パイオニア

意味:開拓者

その方面の第一人者、先駆者、草分け的存在に敬意を表して使われているカタカナです。
語源はフランス語の「歩兵」ですが、なんとなくさえない感じがするので知らなかったことにしておきましょう。
家電メーカーの福音商会電機製作所は、自社開発したダイナミックスピーカーの商標「パイオニア」を1961年、正式な社名としました。
うかつに使って音響機器と間違えられないように注意してください。
個人的には開拓したものがバカバカしければバカバカしいほど、言葉の持っている力が最大限に発揮されると思います。

バイアス

意味:偏見 先入観

意識するしないにかかわらず、偏った傾向の意見や思考に対して用いられているカタカナです。
傾斜を意味するフランス語(biais)が語源になっています。
男女の性差に対する偏見は「ジェンダーバイアス」と呼ばれています。

フィーチャー

意味:際立たせる

目立つ要素をとりわけ強調するイメージで用いられているカタカナです。
雑誌の特集記事やお店の目玉商品などを企画する際によく使われています。
音楽や演劇の世界でも「フィーチャリング〜○○○」として、集客要素となる「客演」を意図的に表記するケースがままあります。
発音が曖昧になりがちなため、日常会話で使う時は田舎臭くならないよう注意しましょう。

ヘビー

意味:猛烈な 重々しい

一般的には物理的に重いことを意味する英語ですが、気分や状態を表現する際にもほどよく使われているカタカナです。
ヘビーユーザーやヘビースモーカーに代表されるように、著しく激しいイメージを内包しています。
どちらかと言うと否定的な色合いで使われることが多いと思いますが、ヘビーメタルな人に罪はありません。
重々しさを強調したい場合は「ヘヴィ」と表記するのもありです。

ボトルネック

意味:進行の妨げになる箇所

ボトルのネック(瓶の首)が細くて詰まりやすい構造になっていることに由来し、円滑な行程の支障になる箇所を指して用いられているカタカナです。
高速道路で言えば料金所、一般道路で言えば開かずの踏切などがそれにあたります。
響きはさまになっていますが、いい意味で使われることはほとんどありません。
シンプルに「ネック」と表現する場合も同様の意味になります。

ヘゲモニー

意味:主導権

ドイツ語で主導権や支配権、指導的立場などを意味するカタカナです。
インテリっぽい感じはしないでもないですが、言葉の響きはかなり微妙です。
主導権は握りたいけど、ヘゲモニーはあまり握りたくない気がしてしまうのは私だけでしょうか。

ヒッピー

意味:ラブ&ピースな若者

60年代後半にアメリカで生まれ、その後世界中に広まったムーブメントであり、またそれに身を投じた若者を指して用いられてきたカタカナです。
フリーセックスや薬物、サイケデリックファッションなど、際立ったイメージが先行しがちですが、本来、愛と平和、自然への回帰などをキーワードに、既存の体制や価値観に対抗する生き方が根底となっています。
現在はそうした思想的な部分が排除され、ファッションの1スタイルとして扱われるケースが多くなっているように思います。

プロテクト

意味:保護する

外的要因から大切なものを守る意味で用いられているカタカナです。
デジタルの世界では昨今重要な技術として位置づけられています。
防具は「プロテクター」になります。

ベンダー

意味:販売元 自動販売機

消費者から見た小売店、小売店から見た卸、卸から見たメーカーなど、それぞれの売り手を指して用いられているカタカナです。
売ることを意味する英語の動詞「vend」が元になっています。
漢字で表現するより少々ご立派なイメージにはなりますが、ポジションの明確さが損なわれがちな点に注意してください。

フィジカル

意味:身体的 物理的

自然の法則に基づいた存在や現象を指して用いられているカタカナです。
オリビア・ニュートン・ジョンのPVのように、単体で使われる場合は身体・肉体をイメージさせることが多いと思います。
サッカーでは身体を使って押し合いへし合いする「フィジカルコンタクト」の略語としても使われています。



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