アドイエロー

名詞

ガイダンス

意味:案内 手引き

受験や就活方面で頻繁にお見かけするカタカナです。
案内したり指導したりする「ガイド」の名詞形になります。
使いどころによってはデカダンス的な重々しさを醸し出してくれるかもしれません。

参考:いま、なぜ「ガイダンスの機能の充実」なのか?

オブジェ

意味:視覚効果を伴う物体

もともとはフランス語で物体や対象を示しているにすぎませんが、カタカナで使われる場合は幻想的であったり、芸術的であったり、なんらかの視覚効果を持ち合わせた物体を指すことが多いようです。
英語では「オブジェクト」にあたります。
ともあれそれがオブジェであるかないかに明確な定義など存在しないので、オブジェと呼びたいものがあれば、臆することなく堂々と言い放ってください。

ランドスケープ

意味:景観

自然環境と道路や建造物などが相互に作用しながら形成された景色や眺めを指して用いられているカタカナです。
もともとは風景画を意味していました。
景観を人工的に設計する行程は「ランドスケープ・アーキテクチャー」と呼ばれています。

アイデンティティー

意味:個性 独自性

アメリカの精神分析医、E・H・エリクソンが「自己同一性」を指し示す概念として用いて以来、急速に広まっていった言葉です。
カタカナではおおよそ「自分らしさ」のイメージで使われています。
IDカードの「ID」はアイデンティティーの省略形です。
企業がイメージチェンジする際によく使われる「CI」も「コーポレート・アイデンティティー」の略語です。

参考:アイデンティティーとは何か

モンスター

意味:怪物

本来は正体のわからない生物を意味していますが、突出した存在感を持った人間に対するメタファーとしてもしばしば使われているカタカナです。
威風堂々とした語感がバケモノ的なイメージを和らげてくれます。
ただ存在感の強烈さとしては、「怪物」のほうがインパクトは強いと思います。

ナショナリズム

意味:民族主義 国家主義

一面では純粋に自らの国や民族に対する愛着を表す意味を持っているものの、とかく危険な思想や運動のイメージで捉えられがちなカタカナです。
ファシズムや軍国主義を直接連想させる使い方に慣れているせいかもしれません。
近年の若者に見られるニッポン主義的傾向は「ぷちナショナリズム」と呼ばれています。

参考:日本のナショナリズムとは

ボトルネック

意味:進行の妨げになる箇所

ボトルのネック(瓶の首)が細くて詰まりやすい構造になっていることに由来し、円滑な行程の支障になる箇所を指して用いられているカタカナです。
高速道路で言えば料金所、一般道路で言えば開かずの踏切などがそれにあたります。
響きはさまになっていますが、いい意味で使われることはほとんどありません。
シンプルに「ネック」と表現する場合も同様の意味になります。

トートロジー

意味:同語反復 自明の理

キョンがトートロジーを並べて悦に入る浅薄な人間について言及して以来、軒並み認知度が上がったカタカナです。
多くは「オレはオレ、オマエはオマエ」のように同じ言葉を反復させる無意味なレトリックを指して使われています。
また「はじめての初潮」や「新しい新入社員」といった、当然そうに決まっている言い回しもしばしばトートロジーの烙印を押されています。
論理学的に言えば、必然的に真として成立する命題ということになります。

ヘゲモニー

意味:主導権

ドイツ語で主導権や支配権、指導的立場などを意味するカタカナです。
インテリっぽい感じはしないでもないですが、言葉の響きはかなり微妙です。
主導権は握りたいけど、ヘゲモニーはあまり握りたくない気がしてしまうのは私だけでしょうか。

ジェラシー

意味:嫉妬

ねたみやそねみの感情を味わい深く表現するカタカナです。
イタリアンジェラートのようにまろやかで、それでいて決してしつこくない言葉の響きと適度なバカっぽさとのバランスが個人的にとても気に入っています。
恥ずかしがらず、自信を持って使いましょう。



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